「露出」と「保護」の違い

なぜ「露出」タイプの防水が増えてきているのか?
その理由を、“安心感”の視点から考えてみましょう。

防水に関しては、“漏水するまで放っておく”というケースが非常に多い。
ところが、漏水してから補修・改修したのでは“多額の費用”となる場合が多い。

コストをかけずに防水層を長持ちさせるには、

防水層の健康状態を確認できることが重要

防水層を目で見て状態を確認できるので安心。 改修のタイミングを最適化しやすい。
ただし露出させるので、使用環境に合せた適切な工法選定が必要になる。
万一漏水した場合は、漏水原因が特定しやすく、早くその部分だけの補修が出来る。

防水層を上からコンクリートで押さえて保護すれば、外部からの影響を受けにくく安心。
しかし防水層の劣化状態の確認が難しく、長く持たせようにも判断が難しい。
また漏水の場合は原因箇所の特定が困難で部分改修では止めきれず、前面改修に至ることも。