劣化箇所を回復する工事

建物の長寿命化のために。

屋上防水・ルーフバルコニー(10〜15年)|ベランダ・バルコニー(10〜15年)|鉄部塗装(4〜6年)|開放廊下(7〜12年)|外壁(10〜15年)

大規模修繕工事とは?

  • 建物を長持ちさせる
  • 入居率を上げる

建物は経年により劣化してしまいます。特に外気にさらされる「屋上」「外壁」などは、太陽・雨などの天候や温度差による影響で、特に損傷が激しくなる部位と言えます。
そこで建物を健全状態に維持するための定期的な工事が必要となります。屋上防水工事や外壁補修工事も含め、あらゆる箇所に総合的に改修工事を行うことを「大規模修繕工事」といい、文字通り建物全体を改修することで建物の長寿命化を目指すのです。防水工事により建物がしっかり維持され、見た目もキレイになれば、入居率の向上にも繋がりやすくなるでしょう。

建物を長持ちさせるためには定期的な診断・工事が必要なんですね。


屋上防水工事

屋上防水工事(8年〜15年)

屋上防水工事には主にウレタン防水(塗膜防水)やアスファルト防水、シート防水といった種類があり、既存の防水層の状況などによって改修方法(工法)を選定します。防水工事は一般的に約10年に一度の周期で行う事が推奨されています(工法により異なります)。

屋上・ルーフバルコニー 劣化事例

ピックアップ工法

ゲットシステム

ゲットシステムは、超速硬化ウレタンを圧縮エアーを多重衝突混合させて防水層を形成するシステムです。従来の超速硬化ウレタンと比較して2倍の厚みを施すことが可能でウレタンの軽量化(低比重化)に成功しました。優れた下地への隠ぺい力により、下地処理工事を簡素化し、塗布後、約30分から1時間で歩行可能になるので工期を大幅短縮に貢献します。優れた遮音性、遮熱性を持ち合わせており、遮熱や防音対策としての効果も期待できます。


外壁改修工事

外壁塗装工事(8年〜15年周期)

8〜15年に一度、定期的に行う重要な工事です。足場を設置し、外壁補修および、塗装塗替工事を行います。資産価値・建物躯体の機能維持や、躯体の保護を目的として行われ、美観にも配慮されるべき工事となります。

シーリング工事(5年〜7年周期)

サッシ等開口部周り、PC目地部、コンクリート打継部等、既存のシーリング材を撤去した後、シーリング材を打ち変えます。足場架設を必要とするため大規模修繕工事と同時期に行うことが一般的です。
外壁に限らず、ガラス同士を繋ぎ合わせるガラスシーリングなども含まれます。

外壁 劣化事例


外壁改修工事

鉄部塗装工事(2年〜3年周期)

サビてしまった手摺りなどに、塗装を施します。

共用廊下床防水工事(8年〜12年周期)

マンション共有部分の廊下や階段などに、ヒビ割れ修理・防水を施すと同時に見た目がキレイになるよう仕上げます。大規模修繕工事の際にまとめて行われることが多い、防水工事の1種です。

共有部分 劣化事例


施工改善例

防水講座

防水工事は新築工事でも改修工事でもあまり重要視されていないようですが、いざ雨漏りが発生してしまうと修繕工事に多大な費用が発生してしまうことも…。 この防水講座では防水の重要性を認識していただき、皆様の建物の長寿命化に貢献できるよう、随時防水についてのコラムを掲載してまいります。